窓の大きさと景観。

こんにちは。明徳ホーム設計部の横田です。
梅雨も明け、徐々に蒸し暑くなってきましたね…。
以前はショートヘアーだったのですが「スタッフ紹介」の画像のとおり、髪がちょっと長めなので徐々に髪を切りたい欲が増してきています。でも今の髪形も気に入ってるのでかなり迷うんですよね…。


さて、今回は「窓の大きさ」についてお話させて頂きます。
窓は室内の明るさや建物の外観を決める大切なポイントです。
間取りを考えたり、お部屋をイメージする際の参考にしてみてください!!

今回は、窓の大きさを考えるにあたり

①取り付ける方向について

②その空間に何を置くか

以上の2つのポイントを紹介します。


①取り付ける方向について
基本的なことですが、太陽は東から西へ沈んでいきます。
その際に南側に少し傾きながら動く為、南面によく日光が当たる日当たりのいい場所となります。
その為「南面には大きめの窓を」という共通認識が生まれ、それに則り窓を取り付ける方がほとんどです。

ですが、南面に建物等の障害物があった場合はどうなるでしょうか。
そもそも光が入らない部分に大きな窓を取り付けてしまうという大事故が起きます。

そうならないためにも敷地の状況をよく知る、それが設計士の仕事。
ですが、設計士だけでなく是非ともお施主様に見て頂けると、よりイメージの共有が可能となります。

おすすめとしまして9時12時15時に見て頂けると、よりイメージしやすくなるので是非御覧下さい。


②その空間に何を置くか
窓の方向と太陽光がどれくらい入ってくるのか分かれば、次にその空間に何を置くかが重要となります。

「①の取り付ける方向に何もないから大きい窓を付けよう!その隣はトイレだからこのサイズでいいや。」

と適当に選んでしまうと、外から見ればバラバラの統一感のない外観となってしまいます。
逆に、外から見た状態でどこかで高さを合わせて設定すれば、それだけですっきりとした外観・内観に仕上がります。

もちろん、同じ空間や同じ面にある他の窓やドア・棚などにも気を付けるとより洗練された空間に仕上がりますので、そちらも合わせて気にしながら決めていければ、より居心地のいい家が出来上がると思います。



他にも気を付けるべきところは多くありますが、今回は以上の2点を紹介しました。
これから新築計画される方や計画中の方の参考になればと思います。

毎度毎度かなり長い文章になってしまいますが、最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた、来月。

設計部 横田