台風に強い家

こんにちは。設計の前田です。
台風14号が日本列島を縦断しましたが被害はありませんでしょうか。台風が去った後も天候が不安定なこともあるかと思います。どうか皆様お気をつけください。

さて、台風に強い住宅とはどのような住宅でしょうか。台風に強い家の特長をご紹介します。台風被害と聞き思い浮かぶのは強風による建造物の倒壊被害ではないでしょうか。下記の表は風の強さと風速による建造物への影響をまとめたものです。今回の台風14号は場所によっては最大瞬間風速40m/sを記録しています。表を見ると、強風に強い屋根は十分に固定された金属屋根ということがわかります。瓦屋根の場合は固定することのできる防災瓦が強風に強いです。明徳ホームではガルバリウム鋼板を主に用いていますが、ガルバリウム鋼板は強風に強く錆びにくいのが特徴です。また、屋根の傾斜(勾配)は急なほど強風に弱く雨に強い、緩やかなほど強風に強く雨に弱い特徴があります。
階数によっても受ける影響は変わってきます。平屋は2階建て以上の住宅に比べ風を受ける面積が小さくなるため影響を受けにくくなります。また、階数が小さいほど重量も軽量になり下から吹き上げる風にも強くなります。

香川県は比較的自然災害が少ない県ではありますが、もしもに備え少しでも災害に強い家づくりを考えてみるのもいいかもしれませんね。