解体現場で猫の赤ちゃん

こんにちは、山田です。

前回のブログに書いた解体現場から猫の赤ちゃんが三匹見つかりました。
1匹は既に亡くなっており、残りの2匹も衰弱して殆ど動かない状態、目の前の小さな命が一刻を争う事態なので、すぐに車で動物病院へ向かいました。
獣医さん曰く、歯の生え具合から推定生後一か月弱だそうで、通常500gくらいの体重であるはずが、180gの子と200gの子でした。
脱水症状が酷く栄養失調と目も病気にかかっており瀕死の重傷でした。
すぐに点滴と目の手当、その他の処置を行い子猫の粉ミルクを買って家に連れて帰りました。
嫁に4時間おきに注射器でミルクを飲ませ目薬をさす事を丁重にお願いし、現場に戻り亡くなった赤ちゃん猫を現場の人達と埋葬しました。突然の事で嫁も不機嫌でしたが、私が家に帰ると猫たちに名前が付けられていました。ネネとココです。とりあえず一安心です。
しかし、それから3~4日後、献身的な看病の甲斐もなく180gのネネちゃんが亡くなってしまいました。一時体力が回復したかの様に見えましたが、残念です。家の敷地内に埋葬してお墓を作ってあげました。
何としてもココちゃんだけでも助けてあげなければ・・・と、看病の日々。
それから1週間ほど後の事です。いつものように現場に行くと現場の人達が私を見つめて何か言いたそう・・・
まさか?・・・そうです、また猫の赤ちゃんが箱の中に1匹・・・夕方18時頃でしたが、急いで動物病院へ
この子の体重は300gありましたが、体温が下がり前の子よりもっと酷い状態でした。毎日病院へ行き(嫁が)点滴をして、家では湯タンポで体温を保ち4時間ごとの授乳、目薬投薬、その他、この子もまた看病の日々です。 この子の名前はトトちゃん、私が付けました。ココ、トト、頑張って元気になれ・・・つづく